収納について
自邸marblingでは、ダイニングとキッチンの間の廊下に収納をもうけました。 収納の中には、掃除道具、家族それぞれの書類、そのほか電池やケーブルなど家族が日常的に使うものなどありとあらゆるものをしまっています。 一番下には、ルンバの基地スペースを設置していて建具を150mm上げて通れるようにしています。 当初からここにルンバを計画していたので、コンセントも設置しています。 住宅を設計する際は、事前にお施主さまの持ち物を細かくヒアリングして把握することを大切にしています。 あらかじめ収納するものを整理して設計することで、後からしまう場所に困らなかったり、外にモノが溢れてしまうことを防ぐことができます。


こどものおもちゃをしまう場所について
こどもがまだ小さい頃はおもちゃが散らかってしまうので、小さなお子さんがいるご家族の住宅を設計するときにはおもちゃを片付けられる収納を意識するようにしています。 自邸であるmarblingでは、家族が一番居るリビングの近くでこどもがおもちゃで遊ぶ時間が多いと考えたので、リビングとダイニングの間に設けた開口枠の側面におもちゃをしまう場所を計画しました。 子供にはなるべく自分でおもちゃをしまってほしいと考えたので、楽しくおもちゃをしまえて、ごちゃごちゃにしまっても大丈夫なようにおもちゃをしまう場所を建具で隠せるようにしました。建具はフラットに納まる金物を使用して、カバンなどをひっかけられるフックを把手代わりにつけました。 いろいろな高さと位置に大小さまざまなフックをつけたので、気分に合わせて把手を選んで開けたり閉めたりしています。 建具を開けると、おもちゃをしまう可動棚の他に、カーテンと引き戸をしまう場所を計画しました。 引き戸はガラスではなく、アクリルでつくっているので小さな子供がぶつかっても危なくないように配慮しました。 コンセントは欲しかったので


洗面室について
洗面室は家族が毎日何度も使う場所で、顔を洗ったり、歯磨きをしたり、髪を乾かしたり、たくさんの行為をする場所です。自邸であるmarblingの洗面室は脱衣室も兼ねているので、洗濯物をたたんだり、体を拭いたり、さらに行為が増えるため収納計画や家事動線はとても重要だと考えています。そういった意味で、洗面室は設計する上でとても重要な部屋であると思っています。 洗面室を使いやすく計画するとともに、空間も豊かにしたいと考えているので、それぞれの用途と行為、収納する物を整理して、造り付け収納を4つ計画しました。 1.洗濯機の近くの収納は、洗濯機と洗濯カゴを下に納めて、上部に下着や肌着、タオル、洗剤類や掃除道具などをしまえる収納をつくりました。 洗濯機の洗剤投入カバーの蓋の高さを考慮していたり、ティッシュボックスを納める工夫をしています。 2.洗面カウンターの収納は、内部にコンセントを設置したドライヤー・アイロンをしまう引き出し、子供の下着、肌着、パジャマなどをしまう引き出し、化粧品などをしまう引き出しを計画しました。 3.洗面カウンターの側面には、内部にコンセ

