top of page
INSIDEOUT LIVING
この計画は、鎌ヶ谷市に建つマンションに87歳の祖母と35歳の孫が同居するためのリノベーションである。
終のすみかとして過ごす祖母と会社で働く孫の生活のペースが異なる二人の関係性を考えた。
そこで、小さいながらも二人それぞれにリビングを計画し、2つのリビングがダイニングを挟み込む構成とした。
ダイニングテーブルを開口のように扱うことで、「内と外」を意識できるため二つのリビングに距離感が生まれる。
それぞれの個室はそれぞれのリビングに隣接した位置に計画し、それぞれ開口部を設けた。
それぞれの開口部とダイニングの開口部の重なりによって、「内と外」のさらに「内と外」を意識させる。
お互いが開口部の内と外の意識を切り替えることで広がりとプライバシーを確保できる空間とした。
千葉県鎌ヶ谷市
2018.2
renobation
photo:大沢誠一
bottom of page