リノベーションについて

新年あけましておめでとうございます。

最近リノベーションのお話をいただくことがあるので、2018年に設計監理した「INSIDEOUT LIVING」の紹介をしたいと思います。「INSIDEOUT LIVING」は、65㎡のマンションのリノベーションです。

1.計画について

「INSIDEOUT LIVING」は、80代の祖母と30代の孫という世代の離れた2人が同居する計画です。

3DKのプランで、ダイニングの床面積は小さく和室が隣接しているプランでした。

2.予算について

キッチンと浴室、トイレの水廻りも入れ替えて500万ほどの予算でしたので、大きくプランは変えることはできませんでしたが、なるべく解体範囲を限定しながら既存部分を活かすことで予算内におさまるように設計しました。

今回は、既存のダイニングと和室、押入部分をメインにリノベーションを行いました。

3.プランについて

この2人の暮らしは、家族ですが距離を保ちたいという特殊な関係性だったため、大きなリビングダイニングをもうけるのではなく、それぞれの個室と小さいながらもそれぞれのリビングを持ったプランとしました。

既存の2つの洋室をそれぞれの個室として、既存の和室の壁を解体して空間的にはつながりつつも開口枠のダイニングテーブルを間に挟むことで、畳の小上がりのリビングを祖母のリビング、フローリングのリビングを孫のリビングとなるようにしました。

ダイニングテーブルを開口のように扱うことで、境界を意識できるになり、2つのリビングに距離感が生まれるように考えました。

お互いが境界を意識することで、生活の異なる2人がプライバシーを確保しながらも空間の広がりを感じることができる空間としました。

4.採光について

北側の共用廊下に面する洋室1(room A)は、光が入らずとても暗かったので既存の押入に開口枠を貫入する計画としました。

開口枠を貫入することで、洋室1(room A)まで南面の窓からの光が入るようになりました。

開口枠は床からデスクになる高さにしているため、ミシンや書物をできるように配慮しました。

窓も設けることで、寝室としてのプライバシーにも配慮できるようにしました。

日中は、祖母が一人で生活しているため、窓を開けて外の景色を眺めながら作業ができるようにしました。


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